「我々はどうやって装っていくべきなのかを問いかけたい」——ファッション イン ジャパン展、キュレーションへの想い

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人と人との接触や、移動が制限された非日常ともいえる新しい日常に、不自由さを感じつつも慣れを覚え始めた2021年。そうした渦中にある今、ファッションという日常と密接に関わる現象に焦点を当てる展覧会「ファッション イン ジャパン 1945-2020—流行と社会」が、国立新美術館で開幕した。同展では、戦後である1945年から現在に至るまでの日本ファッション史が、衣服やアイデアを創造するデザイナーと、衣服を身につけ流行を生み出す消費者の双方向から辿られている。国立新美術館主任研究員で同展を手掛けた本橋弥生は、同展開催の理由を「戦後からわずか25年という短期間で、洋装を自らの文化へと変容させただけではなく、西洋における『ファッション』の価値観を揺さぶるデザイナーを輩出し、東京がファッションキャピタルになるまでを丁寧に見せたかった」と説明する。コロナ禍による延期を経て開催された同展の見所や、キュレーションへの想い、美術館で「ファッション」を取り扱うことについてなどを聞いた。

ー既に会期が始まってから数週間経ちました。どのような感想が届いていますか?

好意的な感想が多く寄せられていて、まずは一安心です。会場設営をしてくれた大工さんに「懐かしいですね」と声をかけてもらう回数が多かったことも嬉しかった。それぞれの人が持つ、自分史に引っかかる展示になればな、と思っています。

ーコロナ禍によるオリンピックの延期に伴って、同展も会期が延期になりました。

当初は、東京オリンピックの開催に合わせて2020年6月3日から国立新美術館で、2020年9月19日から島根県立石見美術館で開催予定でした。企画立案は4年前。当時の館長であった青木保が「海外からのお客さんがたくさん来る時期。日本の文化として思い浮かぶのは漫画やアニメ、建築、そしてファッションだろう」ということで、国内の漫画家に着目した展示と、ファッションにフォーカスした同展の二本立てを用意することになりました。私が元々ファッション分野に興味があったことと、開館当初からファッションの展覧会を担当していたこともあり、同展全体のディレクションを担当することになりました。

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ー「ファッション分野に興味があった」とのことですが、学校で専門的に学ばれていたんですか?

専門的に学ぶ機会はなかったです。個人的には新しく創設しない限り「ファッションについて体系的に学べる場」というのはなかなか難しいかな、と思っています。なので学問的に学んだことはないのですが、消費者として「着る」ということをとても楽しんでいたんですよね。

ー延期を経て無事に開催されたことについて、担当学芸員として率直な気持ちを教えてください。

「去年やりたかった」という気持ちがないと言ったら嘘になります。山本寛斎さんや高田賢三さんに、この企画のお話をした時とても賛同してくださったんです。ベテランデザイナーが亡くなってしまったことは、1年間のロスにおける最も残念な部分。一方で、様々な事象を自分の問題として捉えざるを得なくなっているこのタイミングで、日常と密接に関わる「ファッション」に注目する展示は大きな意味があるかな、と思っています。

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